
“Silky SteerHide Boots”
グッドイヤーウェルト製法にて製作したエンジニアブーツ。
1940年代~50年代のブーツを意識し、Dワイズのラストにて製作する事により、
ドレッシーなモーターサイクルブーツに仕上げた。
当時の革を研究し、オリジナルレザーを製作。
ステアハイドをクロムとタンニンのコンビにてなめし、
銀擦りを行い、その後、染め作業前にタイトコートを施し、銀面を締め、
塗装を均一なものにする工程を追加。
そして、顔料染め→染料染めと二種類の塗装作業を行い、
透明感のある表面が完成し、最終工程にてワックス仕上げを行いました。
ミッドソールにオイルベンズを使用し、
アウトソールにはビルトライト製ラバーセパレートソールを採用。
特殊な透明感のあるシルキーガラスレザーは経年変化もお楽しみ頂けます。
(ヒールカウンター)
1940年代~1950年代のエンジニアブーツを意識して製作したラスト。中でもかかとの形状には特別なこだわりを持つ。小さく立体的な形状に、硬く耐久性が高いヒールカウンターが使用。このこだわりこそが抜群の履き心地を生む。
(内甲)
このエンジニアブーツのフィッティングの核となるのが土踏まず部分の内甲。極限まで吊り込みを追求し、類い稀なフィッティングが完成した。靴にとって、内甲とかかとの形状こそがフィッティングのすべてであると考える。
(アッパー・ステッチワーク)
アメリカンヴィンテージのパターンを研究し、前作より全パーツの型紙修正を繰り返し完成した。パターンとステッチワークには独自の考えが凝縮される。縫製糸に8番手を用いたクラシカルなステッチワーク。
(トウ&ウェルト)
ラウンドの内側へ振られたトゥがなんとも美しく、タフな中にエレガントさを垣間見るこだわりの形状。ウェルトには平シングルを採用し、ウェルトの仕様も徹底して追求した。
(シャフト)
良いエンジニアブーツのシャフトは前傾姿勢だと考える。人間工学に基づき考えられた形状は、生産性の悪さから後傾姿勢へと移り変わっていったが、それ以前の良きプロダクトからヒントを得て採用。
(バックル)
オリジナルで製作したプレスバックルは鉄製ニッケルバックルと、初回生産限定の真鍮製ブラスバックルをご用意。鉄製のスチールバックルにはニッケルメッキを施し、真鍮バックルは磨きをかけ経年変化を楽しめる仕様。
(ソール)
ミッドソールには馴染みの良いメキシコ製オイルベンズを採用。アウトソールにはビルトライト製セパレートソールを選定。その歴史と品質に定評のあるビルトライトとオイルベンズを使用する事がこだわりの一つ。
Size…
6-11 (D)
Color…
Black(Nickel Buckle)
Product...
Goodyearwelt
Steer Hide