Inside the ATTRACTIONS Vol.8


「Inside the ATTRACTIONS」とは、これまであまり語られることのなかったATTRACTIONSの“内側”をのぞき見できる場所です。

今回はちょっとマニアックなスカルマグについてお話しします。

太平洋戦争に負けた日本。戦後はアメリカの工場国としていろいろな輸出産業が発展し、日本経済の復興を支えたようです。そんなアメリカへの輸出品として有名だったものの一つに陶磁器があります。

スカルのマグカップはその中でも特にユニークで、その奇抜なデザイン性から世界中に多くのコレクターが存在する隠れたコレクタブルアンティーク。
代表 西﨑も例に漏れずそのコレクターの一人です。

当時日本で作ってアメリカへ輸出していたものを、今の日本の産地でアレンジを加えて再び作ろう、とスタートした企画。

これまでATTRACTIONSでは、2回スカルマグをリリースしました。
第1弾はビンテージらしさ漂うブラウン。第2弾はATTRACTIONSらしいブラック。
釉薬の垂れかたによって一つひとつ異なる柄が生まれるためふたつと同じものがない、コレクター心をくすぐるアイテムに仕上がりました。



スカルマグの製作にあたり、柄の出し方や特殊な二重構造を研究し、波佐見焼の窯元 菊祥陶器さんにご相談しながら試作を重ねました。

西﨑「最初は東京で原型を作って窯元さんへ持ち込んだりしたけれど、二重構造の内側と外側の縮率の違いなどでなかなかうまくいかず、波佐見で専門の方にお願いして原型制作をゼロから繰り返し、なんとかうまく作れるようになったんだよね。それまで大体3年くらいかかったかな。」

 







「仕上げの柄を出すために飲み口のところに粘度のある釉薬を置いて、それが熱で溶けて溶けた分だけ柄が垂れるんだよね。古いのを見てもやっぱ柄の出方が違うでしょ、これどうやって作るんだろうって。」




「窯の端と真ん中だと温度が違うから、その温度の違いで白かったりピンクだったり色も垂れ方も変わってくるからおもしろいよね。」


イメージカットで使用しているサンプルも見事な個体差。これがハンドメイドならではの味ですね。

3年もの年月を費やし、やっとの思いで完成したスカルマグ。

第1弾はリリース当日に即完売。第2弾も早い者勝ちです。

スカルマグは今後、第10弾まであるとかないとか、、、

では、次回もお楽しみに。

A20033 Skull Mug -Black-


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